うれしく楽しくありがたかった記念祭  教会長    

 新年明けましておめでとうございます。令和6年も教会だより『和らぎ』をどうぞよろしくお願いいたします。

単刀直入に申します。いやぁ、記念祭ありがたかった!楽しかった!
たくさんの方に参拝していただき、言葉にならないくらいありがたかったです。神様にいくらお礼を申し上げても足らないです。

 講師の吉永先生がお話の中で、名張教会の歴史について勉強してきてくださり、頭の下がる思いでした。その中で、開教70年記念祭時に刊行した『和らぎ』70年祭特別記念号を読んでくださっていました。講話の中でも引用されていましたが、当時の70年祭奉迎委員長をのあいさつ文を紹介させていただきます。

 「初代教会長河野源吉先生が、ここ名張の地に生神金光大神のお導きを説かれてより、本年はちょうど70年の記念すべきお年を迎えます。私ども信奉者一同、神慈しみにお礼とお祝いを申し上げる次第です。『神も助かり氏子も立ちゆく世界』の実現をめざす布教活動は、他の宗教には見られない本教ならではの教えであります。無我の境地で一心に天地金乃神様にお願いし、お取次を頂くことこそが、私ども信奉者の求神の姿でありましょう。一口に70年とはいえ、今日までの教会の歩みは、大変なものでありました。昨今の若者の神離れなど、今後の教会運営も非常に厳しい時代になってきますが、より一層の皆さまのご信心とご努力で、当教会が21世紀に向かって、また、来たる100年祭を目指してますます発展していくことを祈ってやみません。常に『おかげは和賀心』の中にあることを信じて。」

 すでに30年前に、100年祭のこと、そして教会の未来のことに、ここまで願いをかけてくださっていたことに、改めてお礼申し上げる次第です。
 委員長ご自身、長年信徒総代の役を務めてくださり、40年あまり前の教会移転問題の際は、大変なお骨折りをくださいました。また、多方面でご活躍くださり、名張市の発展のために、多大な功績を残されました。
 委員長の足下にも及びませんが、教会活動の一つとして、地域のためにお役にたつはたらきが少しでもできればと願っています。記念祭のこの喜びを、次の10年に向けて放ってゆきたいと念願しています。


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